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じいす:インド的観点から観た失楽園杯


筆者はキャプテン翼たたかえドリームチームというゲームアプリを始めて250日が経過しようとしているが、何と言ってもこのゲームの面白さはオンラインによるプレイヤー同士の対戦にあるだろう。自分が腕によりを掛けて育成した選手同士で戦うスリルはもはFUJIYAMAを超越するとまで思っている。


もちろんそれだけでなく単純に「キャプテン翼」というものが好きだから、この個々のお気に入り選手を育成だけして眺めていたい。という方もいるであろうと考えられる。


今回は後者の話をひとまず置いておいて、オンライン対戦について話をしようと思う。

稼働初期の頃はレア選手を集めるだけ集めて、パラメーター依存のチーム総合値が勝敗の判断基準となり、更に対戦内での行動で3段階のクリティカルやゴールポストという実にサッカーらしい運要素を加味したバランスの良いゲームであった。

しかしこのゲームにはパラメーター以外の育成要素がある。

それは皆存じ上げている通りの「必殺技レベル」の要素だ。

これはゲーム内でのイベント報酬や課金要素で稼働日数が経てば経つほどにその差は広まり、先述した通りの運要素を加えてもジャイアントキリングは非常に難しい事態になっている。


これが良いか悪いかという話は筆者はするつもりはない。

しかし敷居が高くなっているのは当然のことながら事実である。

ここで話は変わるのだが、来たる6月2日(土)21:00よりEdenさんが企画した失楽園杯と呼ばれるオンライン対戦トーナメントが始まる。

ルールを見てみると


・必殺技禁止

・特定の自動必殺技発動キャラ禁止

・チームスキル禁止

・パラメーターUPフォーメーション禁止


私はそのルールを見た瞬間に固唾を飲んだ。

これほどまでに初心者とベテランの垣根を壊したオンラインマッチングは果たしてあったのであろうか。否、無い。

私は試したみた。ルールはあれどやってみると単純明快。サッカー界の党首のいない共産主義。まるで昔スーパーファミコンのゲームをやっていると錯覚してしまうほどに展開もスムーズで滑らかだった。


ロストパラダイスと名付けられたこの仕様は神から自由なようで雁字搦めな生活を送っていたアダムとイヴに本当の意味での自由を与えた神の思し召しなのかもしれない。

本当の意味での自由を体験できた私は、何事にも代え難い解放感を得ると共に改めてこの失楽園杯を企画したEden氏に言いたいと思う。

ありがとう、と。


じいす

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